【日傘徹底レビュー】COKAGE+(コカゲプラス)本当に涼しい?東レサマーシールドⅡの遮熱効果とデメリットを検証

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COKAGE+、本音レビューのアイキャッチ画像

速報!「マツコの知らない世界」で紹介され、完売が相次いだあの「COKAGE+」が、2025年8月25日(月)20時に追加再販されました!これまでに5万6,000本も売れた大人気商品です。気になる方はお早めに!

真夏の強い日差しに、こんな悩みを抱えていませんか?
「日傘をさしても暑さが全然変わらない…」「本当に日焼けを防止できているのか不安…」

そんな悩みを解決するのが高機能な日傘です。
今回レビューするのは、テレビ番組「マツコの知らない世界」でも紹介され、一躍話題となった日傘「COKAGE+(コカゲプラス)」。その高い遮光性、UVカット、遮熱性を支える高性能な国産生地東レサマーシールドⅡについて徹底レビューします。

本当に涼しいの?
他の日傘と何が違うの?
使い勝手は?

購入を迷っている方が知りたい、そんなポイントを忖度なしでご紹介。ぜひ参考にしてください。

目次

話題のCOKAGE+(コカゲプラス)東レサマーシールドⅡの日傘を選んだ理由

私が今回この日傘を選んだ一番の理由は、「東レサマーシールドⅡ」の高性能生地を体感してみたかったからです。

日頃から日傘はさしていましたが、正直、生地やブランドによって涼しさや効果にどのくらい違いがあるのか実感できていませんでした。そんな中、「東レサマーシールドⅡ」は、旧モデルである「サマーシールドⅠ」よりも生地本体が進化し、より軽くなったという情報を知り、即決で購入しました。

この生地は、特殊な3層構造が大きな特徴です。この構造が、紫外線、可視光線、赤外線をくまなくカット。傘の内側の温度上昇もしっかり抑え、高い遮熱性も実現します。また、撥水性と耐水圧27,000mm超えで晴雨兼用なので、突然の雨にも対応できます。

COKAGE+(コカゲプラス)の商品は全7種(+楽天モデル1種)あります。
前回の記事はこちら→【COKAGE+再販スタート!】どうする?熱中症の味方「メンズにも◎・高機能日傘」3選!
その中で、実際に購入した商品はこちらです。

COKAGE+(コカゲプラス)は本当に涼しい?「ならでは」の涼しさは体感できる?

COKAGE+(コカゲプラス)を購入した一番の関心事は、東レサマーシールドⅡならではの「特別な涼しさ」でした。

正直な感想をお伝えします。

日傘をさした瞬間に、上からの太陽光をシャットアウトし、日差しが弱まったかのような効果を感じます。しかし、連日35℃を超える猛暑の中では、体感で「涼しい!」と感じるのは難しいというのが正直な感想です。外に出るだけで汗が止まらないような状況では、日陰に入っても体感温度に大きな差は感じられませんので無理ないですよね。

とはいえ、体感で違いが分かりにくくても、JIS規格に基づいた第三者機関の検査結果で効果が証明されています。太陽光をしっかり防いで、将来の肌を守ってくれる頼もしいアイテムなのは間違いありません!

  • 遮光率:100%(生地状態の測定)
  • UVカット:100%(生地状態の測定)
  • UPF50+
  • 高い遮熱性
    25℃の計測場所で、上方から人工太陽照明灯を30分あて、傘下に設置したマネキンの頭部をサーモカメラにて撮影。傘あり・なしの温度差が40℃以上
  • 耐水圧:27,000mm超

遮光率100%表記に隠された「誤解」とは?

以前、COKAGE+(コカゲプラス)の商品レビューでこんな書き込みを見かけました。(内容は要約)

  • サイトでは遮光とUVカットが100%と書いてあったのに、実際の商品タグは99.9%でした。騙されました。
  • 四捨五入でして100%にしたの?詐欺では?
  • ごく僅かなことだが、修正したほうがよいのでは?

気になる口コミですね。結論から述べるとこちらのレビューは消費者の誤解です。この誤解を紐解いていきましょう

【JUPAの規定】日傘の機能性の表示に「完全」「100%」の表示をしないようにしていた?

日本洋傘振興協議会(略称:JUPA)に加盟している企業は、機能性の表示に「完全」「100%」の表現を用いるには、以下の規定がありました。

旧規格(2022年9月)新規格(2024年11月)
第5.1版
機能性の表示に、「完全」「100%」の表示はしないこと。

「完全」「100%」などの表現を用いて、一般消費者が誤認や誤解をして製品を購入することないよう注意する。
第5.2版 
機能性の表示に「100%」の表現を用いることができるのは、JUPA基準に 示すJIS規格に基づいた試験結果で確認された場合に限る。

・使用する検査方法は、JIS規格に準じること。
 例:JIS L 1925(紫外線遮蔽率) / JIS L 1055 A法(遮光率)など
「100%」の表現をする場合、下記の事項を併記しなければならない。
 1.採用した試験方法
 2.検査結果は試料(生地の一部)に基づくものであり、製品全体の性能を保証するものではない旨の注意
・機能性の表示に「完全」の表示はしないこととする。

引用:日本洋傘振興協議会(JUPA基準)https://jupa.gr.jp/pages/standard3

以前は機能性の表示に「完全」「100%」という表示を使用できませんでしたが、2024年11月からは「100%」の表現をが可能になりました(条件付き)。ただし、すべての企業が日本洋傘振興協議会に加盟しているわけではありませんが、誤解を避けるために「完全」「100%」という表示を避ける企業も多かったようです。

2025年に私が購入したCOKAGE+(コカゲプラス)のタグは、ご覧の通り「100%」表記に変わっていました。生地状態の測定値であって、傘の性能が100%じゃないですよ。という文章が併記されていますね。このように時期によっても、企業によっても表記にバラつきがあるようです。

昔から「完全遮光」「100%」と表記する企業もあるため、99.99%は性能が劣るのではないかと誤解されるのも無理ないですよね。企業にとっても正しい情報が伝わらないのは、もどかしいのではないでしょうか……。

日傘のタグ、遮光率100%、 UVカット100%

【本音レビュー】COKAGE+(コカゲプラス)「東レサマーシールドⅡ」のメリット・デメリット

ここからは、【ワンタッチ開】COKAGE+ 木手元 55cm ジャンプ折を実際に使用して感じた感想をお伝えします。

写真は加工なしです。※ハンドルの保護ビニールを取り忘れ外さないままの写真です💦ご了承ください。

【開閉のしやすさ】ボタンで片手で開くジャンプ式閉じるときはひくだけ。

  • ボタン一つで片手で開くジャンプ式
    ボタン一つでパッと開くのがとても楽です。荷物が多いときもスムーズに対応できます。
  • 引くだけでたためて楽
    骨をポキポキと折る手間がなく、ずぼらな私でも引くだけでたためて楽です。
  • 重量
    ジャンプ式のためか重量325gとCOKAGE+シリーズの中では重い方です。
  • 引くときに少し力がいる
    これはレビューにもあり気になっていました。個人差があると思いますが、手が汗ばんでいるときや荷物が多いときは引きが重いと感じます。
COKAGEのレビュー、閉じるとき

J型の木製ハンドルが使い勝手が良い。

  • J字型のハンドルが便利
    コンビニや電車の中で完璧にたたむほどではないときに、腕に引っ掛けておけて手も空くので便利です。ひもがついたI型よりも使いやすく感じました。
  • かさばる
    閉じてもそこそこのボリュームがあるのと、生地がしっかりしているので閉じただけでは傘袋にストンと入りません。そのため私は傘袋を使わなくなりました。
    ※写真はとじただけの状態。くるっとするだけですが、夏は手に日焼け止めがついていることが多いので汚れ防止のためこのまま腕にかけています。
日傘COKAGEを閉じたときの状態

折りたたみ日傘はシワがある

  • シワがある
    折りたたみ傘なので、どうしてもシワがあります。生地がしっかりしているものほど、シワがつくのは仕方ないことだと割り切って使うのが良いでしょう。
COKAGEのレビュー、表面のシワ。

【その他】デザインと気になっていたネガティブな口コミ

デザインについて

  • 生地の質感
    表面は麻のような風合い。写真ではわかりにくいですが若干光沢もあります。
  • 色合い
    わたしが購入したティールブルーは、公式の写真は薄かったり鮮やかだったりまちまちですが、実物はこの写真に近いお色です。持ち手もダークカラーのため男女兼用で使えそうです。
    実物は見ていませんが、カーキーは思ったより色が濃い、という口コミを多数見ましたので公式の印象より渋めかもしれません。

街で同じ日傘を持っている方を見かけました。色はグレー。公式の写真よりも若干濃く感じました。きれいにたたんで手に持っていて上品だな…と。大学生くらいの男性でした。たたむのが苦じゃないかそうでないかは人それぞれですね。

COKAGEの外観、デザイン。

気になっていたネガティブな口コミの検証

  • 骨構造が脆い
    すぐ骨が折れた。という口コミもありましたが、使用して1ヶ月弱経っても問題はありませんでした。
  • 生地の欠損
    生地に光が漏れるような縫い目や穴、汚れはありませんでした。
  • 思ったより大きい
    わたしは以前、直径80cmの日傘を使用していました。こちらの商品は直径96cnで大きめですが、顔意外の腕もしっかり守ってくれて頼もしいです。街で使用しても、個人的には大きすぎるという印象はありません。
    ただし、軽くてかさばらない折りたたみをイメージしている方には向いていません。

COKAGE+(コカゲプラス)最大のデメリット!手に入りにくい「在庫切れ」問題

速報!「マツコの知らない世界」で紹介され、完売が相次いだあの「COKAGE+」が、2025年8月25日(月)20時に追加再販されました!これまでに5万6,000本も売れた大人気商品です。気になる方はお早めに!

この高性能な日傘「COKAGE+(コカゲプラス)」は、テレビで紹介されたこともあり、入荷待ち期間が長いという最大のデメリットがあります。が!、現在再販しております!お見逃しなく!

参考)前回の販売日は6月でした↓↓
私はしばらく入荷待ちが続く中、公式から「2025年6月20日追加予定販売(※8月下旬発送予定)」の情報をキャッチして、再販日当日の6月20日に注文。その後予定より早めの7月25日に発送メールがきました。

【代替案】すぐ欲しい人におすすめ!ウォーターフロント「クイックシャットUV」

そこで、日傘の購入を検討している方に、同じウォーターフロントの製品である「クイックシャットUV」というモデルをご紹介します。

わたしは普段長傘をメインに使用していましたが、旅行先やコンサート会場などで、折りたたみ日傘が欲しいと思う瞬間が多々ありました。このモデルは、そのシュチュエーションをイメージしたときにぴったりだったのと、普段使いに折りたたみを使い人にぴったりだと思いました。

たたんだときのボリュームがスリムで軽いです。さらに構造的にたたむ時間と手間を大幅に削減してくれます。

どれだけたたみやすいかは、公式サイトに動画がありますので、そちらをご覧いただくとイメージしやすいかと思います。色は3色で、黒(シャドウグレー)の生地は男性も違和感なくかっこよく使えるデザインです。最初の1本としてもおすすめです。性能は以下の通り。

  • UVCUT遮光率:ともに100%の生地を使用
  • 内側は黒コーティング:地面からの照り返しも軽減
  • 重さ約210g(本体のみ)
  • 大きさ:たたんだときの全長が23cm
    (※比較のため、前半ご紹介したCOKAGE+(コカゲプラス)は本体のみで325g・たたんだときの全長が43cmです)
  • 晴雨兼用

まとめ|COKAGE+(コカゲプラス)は「機能性」を求める人にぴったりの日傘

「COKAGE+(コカゲプラス)」に使われている「東レサマーシールドⅡ」は、35℃を超える猛暑の中では涼しさを劇的に体感できるというよりは、日差しをしっかり防いでくれる頼もしい存在という印象です。特にUVカット、遮光性の高さは、肌のダメージを気にせず過ごしたい方には大きなメリットとなるでしょう。

高機能な日傘が欲しいという方におすすめできる商品です。

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